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診療のご案内


胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査
安全性の高い鎮静剤を使用した内視鏡検査を行います。
鎮静剤を使用することで、眠っているような状態で検査が受けられるため、苦痛を感じる心配はほとんどありません。
「内視鏡検査そのものが怖い」、「痛そう」、「苦しそう」…などマイナスなイメージがある方には麻酔を使用した内視鏡検査をお勧めします。


消化器内科
食道、胃や大腸、肝臓、胆嚢、膵臓などの食物の消化に関連する臓器の疾患を専門的に診察・治療いたします。
げっぷ、胸焼け、胃もたれ、お腹の痛み、嘔吐、下痢、便秘、便が黒い、食欲がない、体重が減る、採血で肝臓の数値が悪い、肝炎や肝がん、胆嚢結石、膵がんの心配、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群など。
お腹に関するお悩み、不安があれば些細なことでも構いません。是非ご相談ください。


内科
風邪や発熱、咳、のどの痛みだけでなく、肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病、頭痛や花粉症なども幅広く診察・治療いたします。
各種予防接種(インフルエンザ・肝炎・肺炎球菌ワクチンなど)などもご相談ください。


肝胆膵の疾患
健診で発見された肝障害(AST, ALT高値)、γ―GTP高値の原因検索や胆嚢結石症、胆嚢ポリープの診断や治療の必要性。肝臓がん、膵臓がんなどのスクリーニングにも力を入れています。肝臓、胆嚢、膵臓の病気は胃や大腸とは異なり、その診断や治療は非常に難しく、特にこの領域のがんは進行が早く、難治がんの代表格です。


肛門疾患
お尻のお悩み、まずはご相談ください

肛門に症状が現れる病気で最も多いのは痔ですが、大腸がんなどの大腸疾患があることも考えられます。どちらにしても、症状があったらできるだけ早く専門医を受診することで、日常生活に支障を与えずに楽に治すことができます。
痔は良性疾患ですし、恥ずかしさもあって受診が遅れることが多いのですが、悪化させると、お仕事や生活のさまざまな場面で大きな支障を与えることが多くなります。


外科診療
切り傷、やけど、だぼく、虫刺され、じんましん、など対応いたします。 
外科処置専用のスペースを完備し、傷を縫ったり、やけどの処置なども行います。

緩和医療
緩和医療(緩和ケア)とは病気に伴う心と体の痛みをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていく医療です。
医療用麻薬をはじめ、適切な痛み止めを処方し、さまざまな痛みに対応いたします。
「がん」などに伴う様々な苦痛を軽減できるようお薬などの調整を行うとともに、地域の看護師、薬剤師をはじめとした専門家と一緒に自宅で生活できるように配慮致します。
当院は在宅療養支援診療所として登録されています。
患者さまの状況に応じて、ご自宅での診察、処方、点滴などの治療、腹水穿刺なども可能です。


健康診断・各種検診
特定健診、各種がん検診、定期健康診断(人間ドック)、入社時検診なども行います。
入社時健診に関しては必要な項目によりお受けできない場合もあるため、一度お電話での確認をお願い致します。


保険外診療(がんリスク検査など)
「血液」や「唾液」で調べるがんのリスク検査。
腸内細菌(腸内フローラの状態)を調べてみなさまの健康増進のお手伝いをいたします。


予防接種
インフルエンザ、肺炎球菌、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、水痘、風疹、麻疹、その他のワクチンにも対応させていただいております。
期間が限定されているもの、複数回の接種が必要なものなどがありますのでお問い合わせ下さい。
尚、注射薬を取り寄せるのに日数がかかる場合もございますので、ご予約をお願い致します。

新型コロナワクチンも接種希望の場合にはお問い合わせください。
(新型コロナワクチンは当院に受診歴のある方のみ対応させていただいております。)

帯状疱疹ワクチンについて

最近テレビCMの影響もあり、帯状疱疹ワクチンに関してご質問を多く受けますので、帯状疱疹および帯状疱疹ワクチンに関して説明させていただきます。

帯状疱疹とは
帯状疱疹とは、水膨れを伴う赤い発疹が体の左右どちらか、帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週続きます。50歳以上で帯状疱疹になった約2割の方には、皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛と呼ばれる痛みが残ることがあります。
帯状疱疹は50歳代から発症率が高くなり、80歳までの約3人に1人がかかると言われています。
この帯状疱疹は、多くの人が子供の時にかかる水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。水ぼうそうは、治った後もウイルスは生き続けて体内に潜伏します。加齢などによる免疫力の低下がおもな原因ですが、疲労やストレスなどがきっかけとなって再び活動を起こし、今度は水ぼうそうではなく、帯状疱疹を引き起こします。

1回接種ワクチン(弱毒生水痘ワクチン)
弱毒化された生きたウイルスが含まれており、小児に使用する水痘ワクチンですが、2016年から帯状疱疹予防として認可されています。
1回の接種で済みますが、有効性は約50%で、5年を超えると有効性が低下します。
生ワクチンですので免疫抑制状態の方(免疫機能に異常をきたす疾患を有する方(HIV感染症など)、および免疫力抑制をきたす治療を受けている方)には接種できません。
接種費用は8,000円です。

2回接種ワクチン(サブユニットワクチン 商品名:「シングリックス」)
2020年に認可され、ウイルスの感染性をもたない部分だけが含まれています(組換えワクチンと呼ばれます)。
2か月間隔で2回接種(合計2本)が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続も9年後の時点でも確認されて長いため、弱毒生水痘ワクチンより好んで使用されます。生ワクチンを接種できない免疫抑制状態の方でも接種可能です。
ただ、弱毒生水痘ワクチンに比べて注射部位の痛み・発赤・腫れや、全身の筋肉痛・倦怠感などの副反応が多く出ます。しかし重篤なものはほとんどないと言われています。
シングリックスは欧米では広く接種が推奨されており,高齢者への推奨ワクチンとなっています。
接種費用は1回22,000円、(2回接種で44,000円)です。
ワクチンの禁忌
• 水痘ワクチンによる強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方。
• 妊娠していることが明らかな方。
• 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する、および免疫力抑制をきたす治療を受けている方。
その他
• 水ぼうそうにかかったことのない方は、体内に水ぼうそうウイルスが潜伏することはないので、帯状疱疹の予防接種は必要ありません。
• 帯状疱疹は約6.4%に再発が認められると言われているので、すでに帯状疱疹にかかったことがある方の再発予防としても有効です。
• ワクチン接種後2か月間は妊娠を避けてください。


浜松市では帯状疱疹のワクチンを接種する際に3500円の助成が受けられます。(生ワクチンは1回、不活化ワクチンは2回)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kenkozoshin/health/yobo/taijohoshin.html